サイトアイコン 亀有の外国人風ヘアカラーが得意な美容院  La chouchou (ラ・シュシュ)

全体ブリーチする時に覚悟しておく事

ショートやボブくらいの長さであれば全体をブリーチするのも有りだという考えです。

どうしても全体をブリーチしてないと出せない透明感というものもあります。

そこで今回は、髪の毛全部をブリーチする時に気をつける事をご紹介します。


ご予約、ヘアスタイルの質問、相談は木暮個人のライン@からでもお受けできます。

お気軽に登録お願いします。


こんにちは。

ラ・シュシュ 木暮です。

髪へのダメージ的にはかなり大きい全体ブリーチ。

ただハイライトのブリーチのみでは表現できない。全体をブリーチしないと表現する事が出来ない色味があるのも実際のところ。

最近本当によく

「ブリーチなしでアッシュグレー出来ます!」

「濃いグレーを重ねる事でブリーチなしでダメージレスに理想のベージュに!」

なんてワードをよく見かけますが、わたくしの見解としましては、、

「そんなわけない。」

って思っちゃいます。

すべての人が無理なわけではありません。

もともと赤味がものすごく少ない人がいるからです。

もともと赤くない人にアッシュを表現することは難しくないです。ノーブリーチでも。

その他大多数の赤みを多く含む髪の人がノーブリーチでアッシュにしても

本当に綺麗に赤みが無いのはもって2週間でしょう。

どんなにカラー剤が進化してきているとしてもです。

赤味削ってなければ入れた色が抜けたら赤くなってくるの当たり前です。

重ねる事で濃いアッシュにするのであれば、2週間に1回のペースで染め続けなければダメだと思います。

そんなハイペースでカラーしにいけないですよね。

結果ダメージレスのはずがありません。

そもそもヘアカラーするのにダメージレスなんかありません。

純粋なヘナかマニキュアとかカラーバターでない限り。

嘘はいけません。

だから簡単にそういう事書くのやめてほしいなーと思います。

さて全体ブリーチですがお客様でご紹介していきます。

ビフォアは、、、

初めてのご来店のお客様です。

このような状態。赤味をすごく強く感じるブラウンです。

これでも前回はアッシュ系の色味だったようです。

抜けてこういう色味になるのはよくある事ですね。

今日は赤味にさよならするので全体にブリーチを塗ります。

流して、、、

このくらい。僕がイメージしていたより赤味が強く残っているのは前々回のカラーした時の暗めの色味のせいだと思います。

このあたりは染め始めの時点ではわかりませんでした。お客さんが濃い色味が入っているかどうかというのはわからないものです。でもブリーチするとわかります。

「前々回、結構暗めにカラーしましたか?」

「結構暗くしました。」

自分がやってない過去のカラーも当てられます。

スゴくないですか? 笑

これではオレンジ味が強過ぎなのでもう1度ブリーチします。

ここでの抜け具合は写真撮り忘れましたが💧

結構黄色になりました。

すこしオレンジ味を感じるくらいですがまぁこのくらい抜けていれば大丈夫です。

写真無いですけどね。

ここで妥協してブリーチ1回、オレンジの状態で色をのせていくと抜けた時かなり汚い色になるので妥協はできません。

そして

色みを重ねて完成!!

良い色ですね。

ここで全体ブリーチする時に覚悟してもらいたいことを。

  1. 当たり前ですがダメージはそれなりにあります。ダメージレスではありません。笑    色味より健康な髪、手触りなどを重要視される方にはおすすめできません。ロングの方なども髪のひっかかりなど激しくなるのでハイライトによるブリーチをおすすめします。
  2. 基本的に色落ちは早めです。出来たら月に1度はカラーで色みを入れなおしたいところ。2ヶ月もおくとほぼ金髪になるのでまめに染められない方にもおすすめできません。
  3. 黒髪が伸びてきた時にはまた根本だけブリーチしないとつながりません。色を入れるだけの時と、根本をブリーチでリタッチして入れなおす時と美容室に行く回数、使うお金も少し多くなる覚悟が必要です。

と、色々覚悟が必要な全体ブリーチですが、、、

やはりこの透明感は全部の髪をブリーチしないと出せないのもまた事実なので興味のある方はぜひご相談くださいませ。

ちなみに美容師がやってもムラになりやすいブリーチですのでお家で自分でやって綺麗に抜けることは120%ないので辞めといてくださいね。

こんな感じも良かったら参考にしてくださいね!

では✋




インスタ更新してます、ヘアカラーの参考に

木暮 史明のインスタグラム👇

モバイルバージョンを終了