サイトアイコン 亀有の外国人風ヘアカラーが得意な美容院  La chouchou (ラ・シュシュ)

アッシュピンクやアッシュブルーなどの色味を出すのに必要な地毛の明るさについて

少しグレーっぽいピンクやブルー。

今、人気の色味です。

ただ、このアッシュがかったピンクやブルーを感じる色味を出すにはベース(色を入れる前の髪の色)にある程度の明るさが必要です。

どのくらい明るくないといけないのか?

今回はその辺のお話です。


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こんにちは。木暮です。

アッシュっぽいピンクのオーダーが春になると多いです。

このアッシュっぽいピンクっていうのがポイントで

赤紫のブラウン だったら簡単なんです。

こういう色味を入れれば赤紫のブラウンになります。

シングルカラー(1回色を入れるだけのカラー)でいけます。

でも、今、求められるのはこういうのじゃないんですよね? こういうピンクを髪に表現するとしたら????

やはり黒髪、オレンジ味の強いベースからでは出せません。

僕がよく説明の例に使うのが画用紙。

白い画用紙には何色の絵の具を使ってもその色が出ます。

でも髪は白ではありません。

このくらいの画用紙(髪)に

この色の絵の具で描いてもこのピンクはでないのは想像できると思います。

このピンクを出すには、、

せめてこのくらいの画用紙(髪)でないと出せません。

そういうことです。

カラー剤の色味をそのまま出すには髪も白が良いのですが、

ブリーチして髪を白くするのは負担が大きすぎます。

逆に髪が全て白髪だったら何色でも出せます。

年配の方の紫は白髪だからこそ出せる色味なわけです。

白髪ではない状態でのアッシュピンクの出し方。

お客様でご紹介します。

ビフォア

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こんな状態。

全体をブリーチしているわけではないのですが、もう3回、4回ハイライト入れているので赤み、オレンジ味は無い状態になっています。

アッシュピンクを表現するには最低このくらいのベースは必要です。

このくらい明るい髪に、ピンクをのせれば、、、

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こんな感じに。

わかりますかね。

赤というよりピンク

ピンクの中でもアッシュ感を感じる色味になっていると思います。

この色味を出すにはある程度の明るさが必要という事です。

極端に言うと、黒髪のヴァージン毛から1回でこの色に持っていくには全体ブリーチが必要です。

最近の雑誌やネットやSNS上では結構簡単にこういった淡いピンクをすすめてきますけど、簡単に出せる色ではないのです。

ブリーチなしでピンクと言われたら、、

このような深い赤紫を入れてピンクにするしか無いですね💦

アッシュピンクにはなりません。

このピンクに対して

ブルーはというと、、、

ブルーもお客様でご紹介。

まずはビフォアから

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もう濡れちゃっててわかりづらいですが、今回で3回目のハイライト。

こちらもだいぶイエローベースで赤みのないベースになっております。

この赤みのない、イエローベースの下地(画用紙)であれば

濃いめの青を重ねると、、

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室内でこのくらい。

青を感じますね。

外で見るともっとわかりやすくなります。

このような仕上がりにするのもベースに明るさが必要です。

色の抜け方もまずはグレーっぽくなって、さらにはベージュっぽく抜けていきますので綺麗です。

ブルーも1回目の来店で茶色い髪に対して青に持っていくには全体ブリーチが必要です。

最近、何回も言ってますが、月1ペースでカラー出来ない方は全体ブリーチはオススメできませんので、(1ヶ月以上放置するとただの金髪になってしまうため)

今回ご紹介した2人のお客様のようにハイライトを何回か繰り返しつつ、赤みを抜いていくのが良いと思います。

だから1回の来店ではできないですけども😅

今回のカラーのお話もよかったら参考にしてくださいね!

では✋


 

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