サイトアイコン 亀有の外国人風ヘアカラーが得意な美容院  La chouchou (ラ・シュシュ)

全体の50%の髪をハイライトブリーチする事で出来る透けるアッシュ

よくお客さんにも説明させていただきます、

「全体をブリーチするなら、月に1度のヘアカラーが必須ですよ!」

実際、3週間〜1ヶ月に1度のヘアカラー(しかもまたブリーチでリタッチしてのせるダブルカラー)は

時間を作るという意味でも、お財布に優しくないという意味でも難しい方が多いと思います。

ただ、全体ブリーチの場合そのくらいのペースで染めないとただの金髪の人になってしまうので仕方がないところがあります。

そこで、今回は全体ブリーチした並みの透明感を持ち、2ヶ月おきでも大丈夫なヘアカラーのメニューをご紹介しようと思います。


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こんにちは。

ラ・シュシュ 木暮です。

もう夏も終わりますが、まだまだ高明度のカラー推しです!

と、いう事で今回ご紹介するのも透けるような明るめのヘアカラー。

全体ブリーチを勧めない理由

全体をブリーチすると透明感のあるヘアカラーを表現する事が出来ます。

それは間違いない所。

このくらいグレーっていうのもやはり全体ブリーチが必要です。

そのくらい表現の幅が広がる全体ブリーチですが、

デメリットももちろんあります。

・ものすごく髪が痛む。

・伸びてきた黒髪とのコントラストが強く根元がすぐ気になってしまう。

・染めたて綺麗だったとしても色落ちも早いので毎週、毎週違う色になり3週間後には金髪になってしまう。

この辺が挙げられます。

なので、毎月リタッチ&オンカラーが出来る方。

のみ、やらせていただきたい施術にはなってきてしまいます。

これで染める間隔、3ヶ月も開けたら金髪ヤンキーになってしまいますよ!

詳しくはこちらのブログを。

👇

でももう少し透明感が欲しい!

そんな方にオススメしたいのが、、

全体の半分くらいの髪をハイライトでブリーチするやり方。

沢山ハイライトを入れてブリーチするメリット

・全体の50%の髪をブリーチするという事は残りの50パーセントはブリーチしない という事になるのでまず黒髪が伸びてきた時のコントラストが100パーセントブリーチのそれとは違うという事。

伸びてきた時の馴染みが良いという事ですね。

これだけでも1ヶ月おきに染めなくて良い理由になります。

さらには、、

・ブリーチするのが50%なので100%ブリーチよりも単純に痛む髪も50%になるという事。

痛まなくはありません。

でも実感としては全然違うと思います。

さらには、、

・50%ブリーチという事は色落ちして金髪になるのも50%だという事。

これは色持ちの面で全体が黄色になるのと、50%が黄色になるのとでは抜けた時に汚さが全然違います。

こう並べると良いところしか無いように感じられるかと思いますが、

まぁ、透明感、色の表現という意味ではやはり100%ブリーチした状態には勝てません。

それはそう。

ただ、通常の20%のハイライトよりは透明感は増します。

はい。

ここからは実際の施術内容で見ていきましょう。

お客様の履歴は、、

今回が2回目のご来店で、

初回来店時は

👇

こういうグラデーションカラーを失敗されちゃったポッキーカラーでした😅

まだ赤みがたっぷり残っていて退色してもオレンジという状態。

1回目の目的はこのポッキーカラーを直す!という事でしたので、

ダブルアッシュのヘアカラーで濃いめのグレーに仕上げました。

暗く見えますが、N系(ナチュラルブラウン)や黒染めを使っている訳では無いので、、

透明感は残してあります。

ここから2ヶ月半、たった今回のビフォアが

こちら

👇

染めたて馴染んでましたけど、ハイライトの効果でポッキーカラーは治っており、

境目がギザギザしているためプリンもそんなには気にならない状態。

さすがに毛先は少し色落ちしすぎな感はありますが、、

そして今回のオーダーは、、

「明るめに!!!」

ただ、やはり毎月染めに来るのは難しいという事なので50%のブリーチハイライトで今より明るめに、

そして2ヶ月あいても大丈夫なアッシュベージュを目指していきます。

では、いってみましょう。

50%ハイライトの施術工程

 

まずはハイライトを入れていきます。

通常の20%ハイライトは1センチスライスで上がっていきますが、今回はハイライトの量を多くしていくために約5ミリスライス。

ブリーチを塗る髪と塗らない髪を1:1にしていくイメージ。

単純に使うペーパーもいつもの倍くらいになります。

こういう感じで。

ここでお時間置いて、一度流します。

流して、、

このくらい。

ここでカットします。

はい。

半分ブリーチされてこのくらいです。

指通り、櫛通りは悪くありません。

その辺りは元のダメージ具合を見ながらになります。

そして、見てもらうとわかると思うのですが、根元の方はブリーチされてなかった髪。毛先はすでにブリーチされている髪。なので赤みの削り方に差があります。

根元の方がオレンジ味が少し残り、毛先は黄色、むしろ少し白っぽくなっているところもあります。

なので根元から中間、中間から毛先で薬を変えて少しグラデーション気味に染めていきます。

わざとらしく無いくらいです。その方が伸びてきた時にも馴染みやすいので。

はい。

ここで塗ったお薬は

根元には少し残るオレンジ味を打ち消すためのブルー系と明るさを少し抑えるためのグレー系をミックスした薬剤。

毛先はもう黄色くて赤みは少しも無いので黄色を抑えるための薄いバイオレットと薄いグレー

これをバイオレットを多めにミックスした薬剤。

です。

ここポイントです。バイオレット多めでも仕上がり紫にはなりません。

紫と元の黄色が打ち消しあうから。

さて、

ここから

お時間置いて、流したら終了になります。

どうでしょうか???

👇

👇

こんな感じです。

若干のグラデーションがありながらもわざとらしくは無く、

毛先はバイオレットを多めに配合した事でブリーチオンカラーで絶対にやってはいけないことの1つ。

緑味に触れるという事態にはならずに、透明感のあるベージュグレーになっていると思います。

外で見ると、、

こんな感じですね。

これでも50%の髪をブリーチしてますので、色落ちは早いです。

普通のカラーより全然。

早いのですが、2回目に重ねた薬剤はそこまで明るくする力の無いものなので

黒髪が伸びてきた時のコントラストはそこまでつきません。

ブリーチハイライトの部分はそれなりに抜けてメッシュが浮き出てきます。

なので

むしろギザギザした境目となり、本当に外国人風の境目になります。

毛先は黄色まで抜いているのでオレンジには退色せず、お家でムラシャンなどをたまに使ってもらえれば良い感じのベージュ感を保ったまま色が落ち、明るくなります。

それでも色持ち保証期間は2ヶ月くらいでしょうか?

3ヶ月はさすがに持たないと思います。

この後2ヶ月後のご来店の際は退色具合、根元の赤みを見て、

次どのように染めるか決めるのですが、

1 ダメージ的にまだ大丈夫でさらにペールイエローくらいまで明るくしたい場合はもう1度同じやり方で。

2 毛先はもう理想の色味に抜けている、ただ根元のオレンジ味が気になる。という場合はハイライトを中間部までのリタッチで入れていき、根元から中間だけをさらに抜いていきます。毛先はブリーチは使わずに。

3 根元から伸びてきている黒髪はあるけどナチュラルでそこまで気にならない。色だけ補充すれば良い。 という場合はハイライト無しのワンプロセス。色味の補充だけ。

という3パターンになります。

その辺は、退色具合とお客さんの気分次第ですね。

ちなみに今回のカラーはボブくらいの長さで16200円(税込)

もう少し長いとロング料金で1000円〜3000円プラスになります。

以上。

全体ブリーチぜずに、持ちよく、でも全体ブリーチ並みの透明度を表現するヘアカラーのやり方でした。


よかったら参考にしてくださいね!

では✋


 

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