サイトアイコン 亀有の外国人風ヘアカラーが得意な美容院  La chouchou (ラ・シュシュ)

インスタ映えするハイライトとしないハイライト実際の見た目が綺麗なのは、、、、

やりたいヘアカラーを探す時、色味、デザイン共にインスタグラムで探す方、多くなってきていると思います。

インスタ上で目立つハイライトが綺麗に入ったヘアカラー。

写真でハッキリとわかるようなハイライトって実際は、、、今回はそんなお話です。


 

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こんにちは。木暮です。

皆さんヘアカラー、ヘアスタイルを探す時、インスタグラムで探す方多いですよね?

今は昔みたいに紙のヘアカタログを買ってその本からスタイルを探して、その雑誌を美容室に持っていって見せるなんてお客様はいなくなりました。ヘアカタログって本屋さんに行けば売ってますけどおそらく買っているのは美容室だけじゃないんですかね?笑

買う必要なんてないくらいネット上にはヘアスタイルが溢れています。

で、最近お客様にカウンセリング時に見せてもらう写真はハイライトが入ったものが多いです。

写真はのせられないので絵で書くと、、

(絵  エイミ)

こんな感じのメッシュ感強めのもの。

こういうはっきりくっきりのハイライトですね。

ハイライト流行ってます。

うちのお店もハイライトが得意ですとアピールしているサロンなのでそれは良いのですが、インスタ上で見るすごくわかりやすくハイライトが入っている写真。写真にすると綺麗なんですけど、あのハイライト感、実際に見てみると多分結構派手。

だと思います。

今回も前回のブログに書いたお客様とまったく同じ状況で、ご自身の結婚式を控え、式の3日前に美容室でカラーして、ハイライトを入れてもらったら派手すぎてちょっと恥ずかしい、治そうとネットで調べて染めた次の日、結婚式の2日前にご来店いただいたお客様。

ビフォア👇

ハイライト入ってますね。でもこれも写真でみるとそんなおかしくないんじゃないかと思いませんか?写真にしてハイライト入ってますよ!と見えるようなものは実際に見ると結構派手です。わかりやすすぎて。

別のお客様ですが、、、

このくらい太いハイライト。このくらい太いと写真にしても消えません。ハイライト入ってる感がしっかり出せます。でも実際にみると派手。ウチのお店ではほそめにこまかくナチュラルに。を基本のハイライトにしているので写真にすると若干馴染みやすい所があります。例えばで、ハイライトが入ったヘアカラーの仕上がりでは、、

こんな感じとか。実際見ると綺麗に入っているんですけど写真にすると結構馴染むんです。細くてこまかいから。

僕は昔からずっとヘアカラーを施術する際、強く意識している事があります。ブリーチを使ってカラーしますが、

下品にならない。あくまでも上品なヘアカラー。

です。

 

そういう意味ではぶっといハイライトは僕の中では下品になりやすいヘアカラー。ギャルっぽくなり過ぎるし、ある意味ちょっと古いハイライトにも見えます。

そして目立つハイライトにするにはブリーチで抜いて、その抜いた黄色に対してそこまで色味を入れないっていうのもあると思います。ブリーチでハイライト入れて、流す際にムラサキシャンプーなどで少し黄ばみを抑えるみたいな。あまり色を入れないほうがハイライト感は残しやすいです。残しやすいですがブリーチしっぱなしに近い形なのでギラギラした色落ちになります。

そういった点においてもある程度しっかりブリーチ部分にも色を入れてあげることが大切だと僕は考えてます。

なのでウチのハイライトは写真にすると馴染みやすい(^_^;)でも1ヶ月、2ヶ月後の色落ちは絶対ある程度の色素をいれてあげておいたほうが綺麗です。

話を今回のお客様に戻すと、、

お客さんが直したかったのはトップと顔周りに入ったわかりやすいが目立ちすぎるハイライト。でも僕が気になったのは耳から後ろの髪にハイライトが全く入っていない事。

耳から後ろの髪全体に表面も含めてハイライトが入ってないので全然明るさがあってません。後ろ暗いですよね?

で、結婚式でアップにした時に綺麗にみせるために入れたハイライトですが、襟足に入ってなければアップしても見えません。

なので今回は、、、

ハイライトをもう少しナチュラルにしたい。

後ろと前の明るさを合わせたい。

この2点。それと少しオレンジっぽく見える全体の色味ももう少しアッシュに調整して行きたい所。

結婚式2日前。今日しか染める時間がないので確実に綺麗に直して行きます。

まずはハイライトを全体に入れ直して明るさを前後で合わせ、残りの髪に色味を入れることで前日のハイライトを少しなじませます。

時間をおいたら流します。

流した時点での色味はこちら👇

 

 

写真にしてメッシュ感が出るのはこのくらいのハイライト感からムラシャンで若干くすませる程度にしたほうが目立ちます。でもそれでは派手すぎるしギラつきすぎるのでウチではここからもう1度色味を重ねます。

ブリーチしっぱなしのハイライトです。このままのほうがコントラストはつきます。

が、今回はうすーいグレーバイオレットみたいな薬剤を重ねます。

実際重ねた薬は、、

ウェラ、イルミナカラーの10ヌード(グレー)とコレストンの10/68(アッシュピンク)とクリスタル(クリア剤色味は無く、薄める薬)をミックスして作りました。比率としては色味を1に対してクリア剤3〜4くらい。

あまり濃くするとハイライトが馴染み過ぎちゃいます。美容師さんの中には10/68ではなくてイルミナカラーのオーキッドで良いんじゃないかと思われる方もいるかと思いますがオーキッドは同じムラサキでもブルーより過ぎちゃうので仕上がりが青くなる事があります。10/68のようなピンクのほうが信頼度が高いです。

で、仕上がり

👇

ほら。ハイライト見えづらい。笑

写真だと、、

実際はしっかり見えるんです。こんな感じで、

入ってますよね?ハイライト。

ある意味インスタ映えしないのかもしれませんが実際の見た感じの綺麗さの方が大切だと思いますので。

お客さんにもとても喜んでもらえました。これで結婚式できると。

ムラサキシャンプーは色落ちしてきた時にお客様が家でケアするために使う分にはとても良いと思うのですが、美容室で色を入れるためのものとしては薄すぎます。白っぽいくらい抜けてればムラシャンでも良いですが。大体のお客さんはブリーチしてもある程度黄色み残っちゃってますので。

欧米の美容師がムラシャンで色を入れる動画をよく見たりもしますけど、ブリーチして限りなく白っぽくなった欧米の人にムラシャンで色を入れるのと、基本黄色がある程度残ってしまう日本人の髪を同じ方法でやっても同じにならないのは当然です。

最近流行りのバレイヤージュについても同様です。バレイヤージュは欧米の人の髪質、色素だからこそ綺麗に染められるカラーであって、それを全く色素が違う日本人に同じ施術をしても絶対同じようにはならない。のと同じです。

よかったら参考にしてくださいね!

では✋


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