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こんにちは。木暮です。
突然ですが酸熱トリートメントって聞いたことありますか？
呼び名は色々で酸熱トリートメントという名前でメニュー化されていたり、髪質改善と言われていたりとお店によりなのだと思いますが。
酸熱トリートメントはこのような悩みのお客様に有効です。
- 大きくうねるクセを落ちつかせたい。
- クセやうねりが気になるがダメージも気になる。
- 細毛でふわふわ広がるクセが気になる。
少しうねりが気になる細毛でダメージ毛の方が１番効果を実感しやすい髪質かと思います。うねりが落ち着くといってもストレートになるとは言い切れませんので濃厚なトリートメントといったイメージの方が誤解がないかと思います。特に髪が太く、量が多く、クセが強い方にはあまり効きません。素直に縮毛矯正が良いと思います。
少しうねりがなくなるメカニズムとしては、、
こんな感じです。笑
そんなに詳しく説明しても仕方ないのでポイントは
グリオキシル酸という成分が使われている。（これを使ったものが酸熱トリートメントといわれています。）縮毛矯正、コスメストレートなどとは違い髪の結合を切らないので基本的にはダメージはない。
こう言っても意味わからないですよね？なにが行われているかというと、髪の毛が海苔巻きだとして、髪の中の成分ご飯の部分がダメージ毛だとご飯がこぼれてしまっているので、ご飯を補給しながら蜜になり歪みを整える。ということです。
とりあえず工程を見てもらいましょう。
ブリーチを繰り返しているお客さんです。ダメージもあるのですが、細毛でふわふわと広がるクセがあります。
ここからシャンプーして、、
トリートメント３種類をつけていきます。
毛髪を膨らませて浸透性を高めるもの。
毛髪の血管となる部分を作るもの。
ケラチンという栄養を補給するものです。
この３種類をたっぷりつけたら、このトリートメントの主役である、、
グリオキシル酸をケラチン、キューティクル保護成分18MEA、ナノ化CMCを配合し、毛髪内部に素早く浸透し、毛髪内部の筋肉（擬似コルテックス）を作り出すミルクに混ぜて塗布していきます。髪の保湿力を高めるコラーゲンパウダーも一緒に混ぜます。ここでグリオキシル酸の濃度は髪のコンディションによって変えていきます。グリオキシル酸は強めな酸性です。酸熱トリートメントをしたら髪が傷んだと感じるときはこの濃度が高すぎてきしんだという事が考えられます。酸性が強すぎると髪は収斂されてギシギシになりますので。なので今回は５％でやっていきます。
はい。全体的に塗布しましたら、、、
スチームを当てていきます。 全体当てたら、、、
このようにして１０分ほど湿熱を与えて薬剤作用を促進します。
終わったら１度流します。流してシャンプーしたら、、、シャンプー台で、
グリオキシル酸の匂いを中和するポリフェノール、キューティクルを接着するためのCMCと呼ばれる栄養、キューティクルを整えるキトサンを塗布して、最後
オッジィオッドのマスクトリートメントで仕上げます。
流してセット面に戻り、ドライしたあとは、、、
ストレートアイロンを通します。このアイロンの意味は、確実に酸熱効果を発揮するためと、開いているキューティクルを抑える事です。なので仕上がりといってもアイロンした状態なので、、
当然真っ直ぐではあるのですが、、、
若干空洞化した髪の中に栄養が入ったのはわかります。
この施術から１週間後、、
うねりは戻りやすかったようですが、まとまりは継続できているようです。
うちのお店にご来店頂いている方でしたらブリーチ毛の方が多いので、多少広がりやすいクセがあってもストレート系の施術をするのは髪に負担がかかりますので今までスタイリングで抑えて頂いていたのですが、酸熱トリートメントはそういった方におすすめのメニューです。髪に負担なくふわふわと広がるのを抑えられますので。
ただ、注意点としては
カラーと同日施術はできません。
カラー直後にやってしまいますと色が取れてしまいます。なので２ヶ月ペースくらいで染められるお客様はちょうど中間の１ヶ月後くらいにこのメニューだけでご来店いただくのがおすすめです。
金額は、、、
こちらの、、
ホームケア用のシャンプー・トリートメントがついて、¥９３５０（消費税１０％込み）になります。
ぜひ一度お試しくださいませ。
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