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コスメストレートと縮毛矯正の違いとは

髪のクセには沢山の種類があります。

波型にうねる波状毛

髪自体はまっすぐで表面がねじれている捻転毛

縮れている縮毛

など。

この中でも、表面がジリジリする性質のクセである捻転毛と縮毛。

こういったクセの方はある程度表面を綺麗にする必要があり、それなりの薬剤のパワーも必要になってくるので、

縮毛矯正でまっすぐにしていく事が有効です。

ただかなりクセが伸ばせる縮毛矯正ですが、デメリットとしては

といった事があります。

このへんはパーマがかけられる矯正を提案する美容室も多いかと思いますが、

僕はなかなか難しい、綺麗にはかからないと考える美容師です。

なので、縮毛矯正をかけるほどのクセではない場合コスメストレートをお勧めします。

湿気が多い時期は朝スタイリングしても外に出ると

広がってしまう

そんなお悩みをお持ちの方多いに最適。(逆に言うと強いうねりのクセはそこまで伸びない。)

そういった方はコスメストレートで扱いやすい髪質に!

工程と縮毛矯正との違いを説明していきたいと思います。

まずビフォアから

来店時の状態。

少しうねりがあって、広がりやすい状態です。

中を見ても、こんな感じのうねりがあります。

こちらのお客様は1年ぶりのコスメストレートになります。

縮毛矯正ほど強烈に真っ直ぐにはなりません。

また、矯正は1度やった部分は基本その後もまっすぐですが、

コスメストレートは時間とともに徐々にとれてきます。

なので、

新しく伸びてきた根本はうねって、ストレートにした所は真っ直ぐのままという状態にはなりません。

逆にいうと、強いくせをしっかり伸ばしたい!

1度やった部分はずっとまっすぐのままであってほしい!

というお客様には物足りないでしょう。

縮毛気味の強めのクセの方には縮毛矯正をおすすめします。

コスメストレートですが、シャンプーして、カットして

まずは1液を塗ります。

1液は髪の中の結合を一旦切る働きがあるのですが、

この1液が矯正の薬とは異なります。

切る力が弱めのお薬なので髪への負担は少なめです。

その分、真っ直ぐにする力も弱めです。

時間を置いて流します。

流したら、

ドライします。

今回くらいのクセであれば、この時点で結構うねりは取れています。

そして

アイロンをスルーしていきます。

ここでの矯正との違いは

縮毛矯正はクセを伸ばすためにある程度高温のアイロンで、プレス(髪を押して)して

髪を真っ直ぐにしていきます。

コスメストレートは低温でスーッとアイロンをスルーするのみ。

キューティクルを綺麗に整えるくらいのイメージです。

仕上がりのツヤを出すためのアイロンであって、クセを伸ばすためのアイロンではない

くらいのイメージですね。

ここでのアイロンで髪の中身を潰すことはないので、その後のパーマも可能です。

アイロンが終わったら2液を塗ります。

時間をおいて、流したら終了です。

このように、工程、プロセス自体は矯正とほぼ同じですが、

薬の弱さ、アイロンのやり方が違うので、仕上がりがだいぶ変わってきます。

仕上がり

🔽

こんな感じで綺麗に仕上がりました♪

中も

最初に確認していただいたうねりはなくなりました。

それでいて、シャキンと真っ直ぐではない質感がポイント!

ちなみにこの仕上がりはブローしてませんよ。

バーっと乾かしてこのくらい。

まとめ

すこし、うねる、広がるという髪質の方におすすめ。

その後のパーマ、ブリーチも出来ます。

コテで巻いてもすぐ取れるような事にはなりません。

縮毛ぎみのクセの方には物足りないでしょう。(そんなに伸びない。)

以上の事をご理解いただいて、少し髪を扱いやすくするにはとっても良いメニューです。

良かったら参考にしてくださいね!

では✋

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