ベースが高明度になってくるとベージュにしたかったのになんか汚い緑になる事よくあると思います。
そんな時に隠し味として潜ませると有効なのがバイオレット。
バイオレットを使ってマットに寄せずにグレージュに染めるやり方をご紹介します。
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こんにちは。
ラシュシュ 木暮です。
「バイオレットのカラー剤で染める。」
と聞くとなんか変になりそうなイメージあると思います。
しかし、ブリーチを使っていてベースの状態がだいぶ黄色になっている方をグレーベージュに染める際、隠し味としてとても便利です。
サロンワークからご紹介します。
まずは、
ビフォアから👇
２ヶ月後で２回めのご来店です。
割りともう赤みは感じない状態ですがさらに透明感を増して行くためにハイライトを入れます。
１回目のご来店時はカラーのみ。カットはしてませんが、、
こちらのお客さんも
鬼セニングによる犠牲者💧
うぉ〜〜〜！！！！！🔥
半分くらいからスッカスカ
お客さんは悪くない。ちょっと軽くしたかったから軽くしてとオーダーしただけ。
これは今の長さくらいでちゃんとした毛先に戻すには伸ばして切って、伸ばして切ってを繰り返して
全治１年です。
僕の診断結果です。
本当に気をつけてください。
ざざざざーって簡単に削ぎますけど治すの１年もかかるんですよ！
こちらのブログも参考にしてください。
👇
ペラペラな毛先。気軽に「量減らしてください！」って言わないほうが良いですよ。
はい。
カラーに話を戻します。
流したら少しカット。
これで綺麗な毛先に治った訳ではないですが少しずつ戻していきます。
はい。
ここで重ねるカラー剤は、、、
安定のイルミナカラー
同じくイルミナカラーの、
オーキッド（青紫）をミックスしたものを。
ベースがかなり黄色い状態でしたので、
反対の色を入れる事で黄色を抑える事が出来るのです。
もしこの黄色の状態にブルーを入れたとしたら、、、、
もう１度、表見てください。
黄色に青がぶつかると仕上がりが緑にずれるのです。
わかりますかね？
違ったパターンとしてはオレンジだったら青ですね。反対側にあるのは。
赤だったら緑（青緑）。
カラーする時は常にこの色相環を頭のなかに考えながらお客さんのビフォアの髪色をみて、希望の色味を決めて、
じゃあ何色を重ねれば希望の色になるか。
ということを考えるわけです。
カラーは技術より考える力が大切です。計算というか、、
で
仕上がりです。
👇
グレーベージュになってますね。グリーンにはなってませんね？
かといってそこまで紫でもないですね？
半分は紫をいれた薬なのですが。
なんで紫が見えないか？
黄色に紫がぶつかってそこでチャラになってるからです。
黄色を紫がキャンセルしてヌード（グレーベージュ）の色味が見える。
という事です。
その辺の回避能力も美容師の技術になりますのでホームカラーとかしないでくださいねー。
汚ったない緑になっちゃいますよー。
世の中的に流行ってるかわかりませんが、個人的にはバイオレットを見せちゃうカラーも今おすすめです。
もちろんグレー系バイオレットです。
グレー系バイオレットを表現するためにはある程度の明るさが必要です。
ご希望の方はご相談ください。
ちなみにこれはリアルに流行ってると思いますが赤紫のピンク系の色味。
ベリーピンク、
通称 べリピ
とか言われているブラウンベースのピンクは
超簡単です。
赤紫のピンクの薬剤をワンタッチで表現出来ます。
ブリーチいらず。
簡単だからウチのお店じゃなくても出来ると思ってそんなに勧めてませんけど出来ます。
ご希望の方は遠慮なく。
今回のカラーの話はちょっと難しかったかもしれませんが良かったら参考にしてくださいね！
では✋
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