亀有の外国人風ヘアカラーが得意な美容院  La chouchou (ラ・シュシュ)

濃厚ダブルアッシュカラーの作り方

アッシュ味を強めに出すためのやり方として僕が考えているのは主に3つ

 濃いめな青み、濃いめなグレー味で下地の赤みをねじ伏せる。 ねじ伏せると言ったらあれですが、元の赤みを抑え込むくらいの強い、深い青みを入れることでアッシュを表現するやり方。このやり方の良いところはワンプロセスからできる。時間がかからない。料金的にも負担が少ない。悪いところはある程度染め上がりが暗め、色が抜けたら赤み出てくる。といったところでしょうか。

2 ベース(下地)の赤みをブリーチで削ってから青み、グレー味を入れていく。おなじみのやり方。このやりかたの良い点は赤みをある程度削ってから入れるので透明感のある色味を表現しやすいというところ。悪いところはダブルプロセスになる。料金的に少し上がる。(2回カラーする形になる為。)色の抜けが少し早い。といったところ。

 そして今回紹介するやり方は、、お客さんのプロセスを追って説明します。

ビフォア

⬇️

今週末に結婚式を控えたお客さんがご来店してくれました。初めてご来店いただいた時はかなりオレンジ味を感じる色みでしたが、細かいハイライトを入れる事3〜4回。ここまで退色の状態でもアッシュ味をキープできる下地になってきました。約1年くらいでしょうか?

いつもはハイライト入れて、色持ち良くするために少し根本〜中間を暗めに染めるのですが、今回は週末結婚式、披露宴ですので染めたてでベストの色味に持って行きます。

あまり暗く染めずに、クリアなアッシュを出すために僕が考えたのは

ダブルアッシュのヘアカラー

まずはハイライトを入れて(今回は赤みを消すためだけでなく、デザインとしてもハイライト感を残して行きたいと考えてます。)、

そのままハイライト以外の全体の髪も染めていきます。

全体を染める薬のポイントは

・あまり濃くない透明感を残した色味。

・薄めの青みでまずは少し感じられるオレンジ味を消す。

目的は透明感を残したまま赤み、オレンジ味を抑えるということですね。

これで少しお時間おいて流したら

もう一度全体にカラーしていきます。

と、ここで全体に色を入れなおす意味ですが、、

まずはハイライトの部分は脱色した状態なのでここには色を入れてくすませたい。(しかし、ハイライト感は残したいのであまり濃くないお薬で。)

そして薄い青みでベースのオレンジ味はすでに消えている残りの髪に対してはここでもまた薄いグレー系のお薬をかぶせて深くなりすぎずに(暗くなりすぎずに)色に深みを出していきます。

淡いヴェールを重ねるようなイメージ

といったら伝わるでしょうか?花嫁だけに(むしろわかりづらい

1回め青で、2回めグレーと色を変えてるところに意味がある。

青とグレーをミックスした色を1回で塗るのとはちょっと違った表現が可能!

2層になってるイメージ。

仕上がりがこちら⬇️

ハイライト感は残しつつの透明感あるベージュグレー

光に当たるとより透明感が強調されますの。

アイフォンの画質だと本当の色味、透明感がお見せできないのが残念。

3のこの染め方の良い所!

色が2層に重なっているためなんとも言えない透明感が表現できる!

2層になっているため、表面1層目の色が抜けてきても下にもう1層の青みがあるので色持ちが少し良い。

悪い所!

ダブルプロセスでしかも全体に2回カラーするので時間がかかり、料金的負担も増える。今回の長さでカラーの料金 ¥ 16000 になります。

髪への負担はそんなに増えません気にしなくて良い程度。

同じアッシュベージュに染めるのでも色々なやり方がありますので

現在の色の状態、目指す色味、予算などでご相談していただければと思います。

本当に実際はもっと綺麗なのですが伝わりずらい。

こんな感じも良かったら参考にしてくださいね!

では✋


動画で見る

濃厚ダブルアッシュカラーの作り方


2018年、1月現在、ラ・シュシュではアシスタントを募集しております。

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