亀有の外国人風ヘアカラーが得意な美容院  La chouchou (ラ・シュシュ)

縮毛矯正とブリーチするヘアカラーの関係について

縮毛矯正

ブリーチ使って作る透明感のある外国人風ヘアカラーとの関係性

について

なかなか難しい現実があるんです。


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こんにちは。

木暮です。

今回は縮毛矯正とブリーチ使ったヘアカラーの関係性についてです。

僕は、基本的に縮毛矯正してある髪の毛に対してブリーチを使うヘアカラーには反対派です。

理由としては

痛みが激しいから。

縮毛矯正って仕上がりがサラサラになってそう感じづらい所がありますが、

髪の毛の形を変形させて平らにしているわけですから。

普通の髪をブリーチしていたませるのとちょっと違います。

チリつきやすかったり、トロトロテロテロになりやすいです。

痛み以外の理由としては

ムラになりやすい。

根本の矯正していない髪と矯正している髪で同じ色にならなかったり、

痛みの激しい毛先が黒く沈んでしまったり。

という事がおきやすいです。

次にブリーチしたとしても、、、、

透明感が出しづらい。

これは矯正されている髪はブリーチしても色素が削りずらかったり、

タンパク変性が起きているとどうしても入れた色味が濁って入りやすいです。

なので無難な所では暖色系で赤みを入れてあげるのが失敗しづらいヘアカラーです。

矯正毛はアッシュ系が特に濁って綺麗に発色しづらいです。

お客様のビフォアを見てみましょう。

髪の履歴としては縮毛矯正してある髪に対して3日前に全体ブリーチしてブルー系のヘアカラーをしたようです。

縮毛矯正した髪に全体ブリーチはかなり恐ろしいです

うちの店ではやりません。溶ける可能性ありです。

ムラもありまして、

先ほど言ったように

根本の矯正していないところとそこから先の矯正している部分で色が全然違うのがわかると思います。

こうなりやすいのです。

これはブリーチ使わないでやる普通のカラーでもよく起きることです。

矯正毛への失敗カラーのあるあるです。

今回の場合は毛先でまた色が変わるのですが、ブルー系を乗せたため中間部が緑になっています。

なぜ毛先は緑でないのかはわかりません

縮毛矯正されている髪に全体をブリーチしてアッシュブルーみたいな色味するのは

難しいです。

「クセがつよくて縮毛矯正している人は透明感のあるヘアカラーに出来ないのか?」

と、言われれば

正直、

出来ない。

とは言い切りませんが、

全体をブリーチしてのオンカラーは勧められません。

傷むし、仕上がりもそんなに綺麗な色じゃないって悲しいじゃないですか

傷んで、そして汚ない色味の仕上がりになってしまう確率のほうが高いです。

せめてハイライトで部分的にやらせていただく事が良いかと思います。

これはストレートのやり方にもよります。(アイロンで激しくプレスされているとより一層難しい。)

申し訳ないですけど実際は理想の透明感は出しずらい。

今回のお客さんの場合はもうブリーチしてしまっていて、ムラもすごいので直しました。

今回の修正レベルは

履歴が複雑すぎて正直、綺麗に直すのは難しいかと思いましたが、、、

どうでしょう?

仕上がり

すこしグレーがかったピンク系で染めました。

綺麗になりました

ムラも直りました。

深いピンクではなくてアッシュピンクみたいな色味です。

今回は何とか直りましたが失敗の仕方によっては難しい場合もありますので、

矯正毛に対して全体的にブリーチしてしまうのは辞めておいた方が良いかと思います。

クセがそこまで強くなく、色重視で行きたい方は矯正を控えていきましょう!

外でみると、、

暗めな中にもブリーチした透明感は出せているかなと思います。

ちなみに直し方は1色で塗っただけではありません。

ムラは1色染めでは直りませんので。

縮毛矯正毛へのブリーチはよく考えてくださいね!

今回のお話も良かったら参考にしてくださいね!

では✋


 

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