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コスメストレートと縮毛矯正の違いとは

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髪のクセには沢山の種類があります。

波型にうねる波状毛

髪自体はまっすぐで表面がねじれている捻転毛

縮れている縮毛

など。

この中でも、表面がジリジリする性質のクセである捻転毛と縮毛。

こういったクセの方はある程度表面を綺麗にする必要があり、それなりの薬剤のパワーも必要になってくるので、

縮毛矯正でまっすぐにしていく事が有効です。

ただかなりクセが伸ばせる縮毛矯正ですが、デメリットとしては

  • その後、パーマが綺麗にかからない。
  • ヘアカラーも透明感ある色味が表現しずらい、濁りやすい。

といった事があります。

このへんはパーマがかけられる矯正を提案する美容室も多いかと思いますが、

僕はなかなか難しい、綺麗にはかからないと考える美容師です。

なので、縮毛矯正をかけるほどのクセではない場合コスメストレートをお勧めします。

湿気が多い時期は朝スタイリングしても外に出ると

広がってしまう

そんなお悩みをお持ちの方多いに最適。(逆に言うと強いうねりのクセはそこまで伸びない。)

そういった方はコスメストレートで扱いやすい髪質に!

工程と縮毛矯正との違いを説明していきたいと思います。

まずビフォアから

_MG_5383

来店時の状態。

少しうねりがあって、広がりやすい状態です。_MG_5384

中を見ても、こんな感じのうねりがあります。

こちらのお客様は1年ぶりのコスメストレートになります。

縮毛矯正ほど強烈に真っ直ぐにはなりません。

また、矯正は1度やった部分は基本その後もまっすぐですが、

コスメストレートは時間とともに徐々にとれてきます。

なので、

新しく伸びてきた根本はうねって、ストレートにした所は真っ直ぐのままという状態にはなりません。

逆にいうと、強いくせをしっかり伸ばしたい!

1度やった部分はずっとまっすぐのままであってほしい!

というお客様には物足りないでしょう。

縮毛気味の強めのクセの方には縮毛矯正をおすすめします。

コスメストレートですが、シャンプーして、カットして

まずは1液を塗ります。

_MG_5385

1液は髪の中の結合を一旦切る働きがあるのですが、

この1液が矯正の薬とは異なります。

切る力が弱めのお薬なので髪への負担は少なめです。

その分、真っ直ぐにする力も弱めです。

時間を置いて流します。

流したら、_MG_5386

ドライします。

_MG_5387

今回くらいのクセであれば、この時点で結構うねりは取れています。

そして

_MG_5388

アイロンをスルーしていきます。

ここでの矯正との違いは

縮毛矯正はクセを伸ばすためにある程度高温のアイロンで、プレス(髪を押して)して

髪を真っ直ぐにしていきます。

コスメストレートは低温でスーッとアイロンをスルーするのみ。

キューティクルを綺麗に整えるくらいのイメージです。

仕上がりのツヤを出すためのアイロンであって、クセを伸ばすためのアイロンではない

くらいのイメージですね。

ここでのアイロンで髪の中身を潰すことはないので、その後のパーマも可能です。

アイロンが終わったら2液を塗ります。_MG_5395

時間をおいて、流したら終了です。

このように、工程、プロセス自体は矯正とほぼ同じですが、

薬の弱さ、アイロンのやり方が違うので、仕上がりがだいぶ変わってきます。

仕上がり

🔽

_MG_5397

こんな感じで綺麗に仕上がりました♪

中も

_MG_5398

最初に確認していただいたうねりはなくなりました。

それでいて、シャキンと真っ直ぐではない質感がポイント!

ちなみにこの仕上がりはブローしてませんよ。

バーっと乾かしてこのくらい。

まとめ

すこし、うねる、広がるという髪質の方におすすめ。

その後のパーマ、ブリーチも出来ます。

コテで巻いてもすぐ取れるような事にはなりません。

縮毛ぎみのクセの方には物足りないでしょう。(そんなに伸びない。)

以上の事をご理解いただいて、少し髪を扱いやすくするにはとっても良いメニューです。

良かったら参考にしてくださいね!

では✋

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