kigure blog, blog, ...

間引いて染めるわざとらしくないグラデーションカラー 亀有の美容師木暮史明のブログ

簡単ネット予約はこちらから

今回はグラデーションカラーについて

僕が思う嫌なグラデーションカラーは、、

「暗い部分と明るい部分のラインがくっきり!」

なグラデーションカラー

この痛いカラーにならないためのポイントは境目のぼかし方。

ブリーチの時点での染め方ですね。

今回は染める所と染めない所を作り、より自然になじませるグラデーションカラーの

プロセスをご紹介します!

まずはブリーチを使って明るい毛先を作っていきます。

ここで使うお薬の強さはお客さんが希望する仕上がりの色味によります。

すごく明るいベージュをご希望の方は強めなお薬(ブリーチのみなど)で

ナチュラルめ、または髪が傷みやすい方はブリーチの比率を落として

パワー弱めなお薬にして塗っていきます。

Processed with VSCOcam with m5 preset

下から塗っていくのですが

「塗らない毛束を残していく」

これがポイント。これでだいぶわざとらしさがなくせます。

下の毛束を塗り終わったらラップで保護して

Processed with VSCOcam with m5 preset

一つ上の段も同じように

塗る毛束、塗らない毛束を交互に作っていきます。

Processed with VSCOcam with m5 preset

積み重ねていきます。Processed with VSCOcam with m5 preset

ハケを縦に使って境界線をぼかすように塗っていきます。

ここも結構ポイントです。

全体を塗ったら時間を置いて流します。

塗ってない所もあるのですが、このくらいでも十分グラデーションカラーっぽさは

表現できます。

流すと、、

Processed with VSCOcam with m5 preset

こんな状態になりますので、

ここから色味を重ねていきます。

Processed with VSCOcam with m5 preset

今回は根本と毛先でお薬を塗りわけます。

根本から中間までを少し暗めにアッシュグレーのお薬を。

中間から毛先は明るさを維持するために薄めのアッシュベージュを!

Processed with VSCOcam with m5 preset

これでまた時間を置いて流したら完成!

こんな感じに🎵

_MG_8096

根本から中間は暗めに染めてありますが黒染めではありません。

濃いめなグレーで暗く見せてます。

わりと色落ちも早いお薬ですが、良い感じにマットっぽく抜けていきます。

これが黒染めの薬剤だとどうしても抜けると赤くなって来ますし、

今後明るくできなくなってしますので黒染めは本当にやめましょうね!

_MG_7979

こちらのカラーも同じように間引いて染めたグラデーションカラー

🔽

_MG_9419

_MG_9277

良かったら参考にしてくださいね!

グラデーションカラー¥12960〜

では✋

人気の記事

fumiaki kigure
計算された"ゆるさ"で無造作なオシャレ感を演出。
あこがれの外国人風、アッシュベージュ系のカラーをダメージ最小限に表現していきます。"いつも理想の髪色にならない"そんな方はぜひ!

new style