亀有の外国人風ヘアカラーが得意な美容院  La chouchou (ラ・シュシュ)

ブリーチしないで明るめアッシュカラーにする限界について

「ブリーチは傷むから、ブリーチは使わずになるべく明るくしてください!」

カラーをする時、そんなオーダーの仕方される方いらっしゃると思うのですが。

わたくしとしてはあまりそういう染め方はおススメしません。

今回はそんなお話です。


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こんにちは。

ラ シュシュ 木暮です。

まずは最近のお客さんの仕上がりから

明るめですけどアッシュ感というか、グレー感というのはしっかり感じる仕上がりになっていると思います。

うちのお店に来るお客さんは最初から「ブリーチ使っても良いですよ!」

っていうスタンスでご来店されるお客さんがほとんどで綺麗なアッシュを出すには少しのダメージは覚悟のうえと、ご理解いただいてますので問題ないのですが

最近、アシスタントのエイミのカラーモデルで来てもらってる方のカウンセリングを聞いたりしていると、

「明るめのアッシュにしたいけどブリーチは傷むからしたくない。」

「普通のカラーで1番明るくしたい。」

そんな希望を良く聞いたりします。

普通の美容室でも良くあるオーダーだと思います。

しかし、僕はカラー剤の1番明るくする薬で単純に1色染めみたいなカラーはしません。

あまり綺麗ではないのでそういったオーダーをされても違った染め方を提案させてもらいます。

その理由についてですが、、、

カラー剤は

このように 色味で種類があってさらに

色味の中でも明るさで違いがあります。

数字が染めあがりの明るさを表し、6が暗く、12が1番明るく仕上がります。

(ホームカラーの場合は逆です。数字が小さい方が明るい。たしか?

同じ色味で明るさ違いだと、、

このように暗い薬ほど色も濃く、明るい薬ほど色が薄く作られてます。

これをまた自作の表で表すと、、

はい。

わかりずらいですね?

説明すると暗い薬ほど脱色する力が弱く、色が濃い。

明るい薬ほど脱色する力が強く、色が薄い。

という事です。

もともとの髪の毛の持っている色素は、、

バージン毛ほど赤みが強く、脱色するごとに赤オレンジ、オレンジ、イエロー、ペールイエローと抜けていきます。

このあたりの考え方はこちらの記事を参考に

明るめのベージュカラーの作り方

普通のカラー剤での脱色力では抜いてもオレンジ止まりです。

ってことはオレンジくらい中途半端に色素を抜いて、薄ーいアッシュの色味がのる。

という事です。

1番明るいカラー剤で染めるという事は

単純にイメージしてもらっただけどもアッシュにはならなそうですね?

もともと赤みが強く、それを抑えないとアッシュにいかないのにその抑えるアッシュが薄いってことですから。

なので、

染めたてはまだ何とかアッシュを感じる色味になれたとしてもそれは一瞬。

2週間もすればただのギラついたオレンジになりやすいのです。

こんな感じの色味ですかね?

いつも提案させていただいている、、、

こういうアッシュはちゃんとベースの赤みを取ってから入れているから表現できているという事。

単純に明るいカラー剤で染めているだけではありません。

ブリーチを使わずにアッシュにしたかったら染めたては少し暗く感じるくらいに濃いめに染めておいた方が良いと思います。

「いや、暗いのは嫌なんです。」

という方は少しブリーチを使っていくか、アッシュをあきらめて赤系とかに染めていった方が良いと思います。

以上が僕が1回カラーで明るいアッシュの薬で染めない理由です。

参考になりましたでしょうか?

わからない疑問点などありましたらお気軽にラインからお問い合わせくださいませ!

では


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ブリーチを使うことで表現できる色味がどう変わっっていくか?分かる動画になってます。ぜひご覧ください。