ハイライトカラーがだいぶ一般化してきてしばらくたちます。
ハイライトを入れるという事に対してのハードルが低くなってきていて、誰でも(髪色にとても厳しいお仕事をされている方を除く)気軽に入れられるのですが、、、
その分、最近は派手になり過ぎたハイライトを直しにいらっしゃるお客様が多くなっています。
今回は ハイライトが汚く、派手に見えすぎてしまう原因とその対策についてです。
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こんにちは 木暮です。
ハイライト 入れる方多いです。うちのお店でも、一般的にも。
少し前は、、
「あまり派手にメッシュは恥ずかしい、、」
「髪が傷みそう、、」
など、ハイライトを敬遠される方、ダメージを怖がる方 が多かったように思うのですが、最近は髪色に対して社会がゆるくなってきている? ような気がするし、薬剤の進化でブリーチによる髪のダメージも昔よりだいぶ抑えられるようになってきていますのでハイライトが一般的になってきているのかな? と考えます。
しかし、、
ハイライトは簡単な技術ではありません。失敗されると悲惨な状況になるのはグラデーションカラーの失敗と同じ。
よく見る失敗例。
こういうハイライトにはしたくない! というのを 4つ挙げていこうと思います。
まず
1つ目は、、、
太すぎる!
太すぎると下品な印象が大幅にアップします。後頭部みたいな見えない部分なら良いですが、、
表面に入っていたりすると隠しようがありません。前にもブログで書きましたが写真映え(インスタ映え)するのはこういったタイプのハイライトだったりします。
太い分、写真にしてもそのメッシュはわかりやすく主張してきますので。でも実際に見ると派手すぎるとなりやすいハイライトです。
その2
ブリーチでハイライトを入れて、その上から重ねる色味が薄すぎる
このように黄色いと汚く見えます。またギラついて見えるので艶も感じにくい色味です。染めたてでここまで黄色いと重ねた色が相当薄いと考えられます。
こういう感じも色が薄すぎですよね?(そもそもクッキリラインがすごいですが、、、)
色を長持ちさせるためにも染めたてもう少ししっかり色味を入れてあげる事がアッシュ感、ベージュ感を強くだす方法だと思います。
その3
左右、前後で入れてあるハイライトのバランスが悪い
左は、、、
こんなにハイライトが出てるのに、右は、、、、
まったくハイライトが見えない、、、
ってことは明るさも、色味も左右で違う仕上がりになってしまいます。規則的でなくランダムに入れるハイライトだとしっかり配分を考えないとバランスが悪くなります。
仕上がりでの髪がどこに落ちるかを計算してないと、、
同じところにハイライトが落ちて、ぶっといハイライトになってしまったりもします。とくにこれが表面だと隠せません。
その4
ハイライトのスタートがラインクッキリ!
ハイライトのはじまり、スタートの部分をぼかさずにクッキリ始めてしまうと、、
ハイライトの部分だけでも強烈なプリンが出来てしまいます。
かなりラインが強く出ているのがわかると思います。
ビフォアと仕上がりを。
ハイライトも入れ直してます。
ラシュシュのハイライトは細く、こまかく、根本をぼかして を基本にしてますので、染めたてより時間がたってからの美しさが違います。
ここからは染める前の状態でみていただきます。染めるためにご来店いただいた時点なのでこれから染めるという状態です。
ハイライトを入れたのは2ヶ月前。このガツガツとメッシュが入っているわけではないけど、陰影がついている感じが伝わりますでしょうか?色落ちしても綺麗なのです。汚くない。
こちらもハイライトが出つつ、根本付近は自然とボケててくっきりしていません。
以上、こんなハイライトは嫌だ!
というブログでした。
良かったら参考にしてくださいね!
ハイライトは ラ・シュシュへ
お待ちしてます。
まとめ
インスタ更新してます、ヘアカラーの参考に