kigure blog, カラーの理論

ブリーチした髪にはマメな色素補充が必須!亀有の美容師木暮のブログ

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今回もカラーについてのお話。

透明感のあるヘアカラーにしたい時、

もともと持っている髪の毛の赤みを削るためにブリーチを使うこと多いです。

赤みの上にマット、ブルーなどのカラーを入れてたら赤みが抑えられて一時的にはベージュになります。

しかし、

時間が経つとともに入れた緑味、青みが抜けるとどうしても下地の赤みが出てきてしまうためオレンジ寄りの色に褪色してきてしまうからですね。

ブリーチで赤みをとっておけば色が抜けてもオレンジにならない。

例えばこんなカラー_MG_2823

ブリーチしないとなかなか出せない色味になります。

そんな訳で綺麗な色味を出すためにブリーチを使うことが多いのですが、赤みも消せて、退色した時にもオレンジにならないのですが、のせた色味が抜けてくるとどうなるか?

黄色くなります💧

染めたては綺麗なブリーチONカラー

ブリーチをすると髪は痛みます。そこは避けられないところでもあります。

痛むとキューティクルが開きます。キューティクルが開くと色が外に出て行くのも早くなる。

キューティクルがしっかり閉じている健康毛と比較して。

2倍くらい色落ち早いです。

抜けると黄色くなってきます。そして抜けすぎるとギラついて見えたり、バサッと見えたりします。

なので、色が抜けきる前に色素を補充することをおすすめします。

お客さんのビフォア、アフターでご紹介。

まずビフォア

_MG_0842

黄色くなってますね?_MG_0843

まだギラつく手前ですが、くすみがなくなって来てますのであと2週間もするともっとパサッとして見えてきます。

ここにベージュ系の色素を補充します。

暗くするイメージではなく色味だけを入れていきます。

そしてアフター

_MG_0845

こんな感じに染まりましたよ!

_MG_0844

ここでは髪への負担が少ない低アルカリのカラー剤を使ってます。

キューティクルを開く力のない薬、黒髪を明るくする力のない薬です。

カラーのペースが早いと髪が痛むというイメージあるかと思いますが、今は薬剤も進化していて、あまり傷ませずに色味だけ入れるようなやり方も可能です。

逆にカラーの間隔あけすぎて、バッサバサな質感になってしまうほうが見た目でよろしくない。

理想はブリーチした部分には一ヶ月に一度位のカラーが良いですね。

髪への負担は最小限にしますのでご相談くださいませ。

逆に言うと4,5ヶ月に一度くらいしかカラーしたくない、

時間がないという方にはあまりブリーチを使った透明感あるヘアカラーはおすすめしません。

4ヶ月も放置したら色は抜けきって、毛先バッサバサになります。

ギラツキが避けられないので、シングルプロセスのブラウンベースのヘアカラーが良いと思います。

綺麗な色を保つにはマメさが大切!

こんな感じも良かったら参考にしてくださね!

では✋

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