kigure blog, カラーの理論

アッシュピンクのヘアカラー研究中

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こんにちは。

亀有の美容室 ヘアーサロン ラ・シュシュ 木暮です。

春になり、ピンク系のヘアカラーもオーダー増えてきました。

ここで注意したいのが

ピンクって人によってイメージする色味が全然違う

ということ。

寒色系で 「明るめのグレー」とか「深めのグレー」

「少しマットがかったベージュ」などはイメージしやすいのですが

ピンクってイメージする色味って人それぞれだと思います。

なので、お客さんとピンクのイメージを共有することがまず大切。

うちのお店でオーダーされるピンクだと

少しアッシュがかったピンクが多いです。

このアッシュピンクが非常に難しい色味。

アッシュピンクをオーダーしてイメージしたピンクになった事ありますか?

あまりないのではないかなと思います。

深めな赤み強めなピンク

例えば

_MG_8503

こういうピンクは比較的出しやすい。

そのまま1回のカラーで出せます。

アンダーを削らなくても出せますから。(アンダーとは色味を入れる前の髪の色。)

ちなみに暖色系のピンクでもアッシュピンクはブリーチ必要です。

透明感ないと表現できないので。

_MG_0358-k

こういうピンクはブリーチしないと不可能。

なのでポイントとしては

希望のピンクはどこまでベースを明るくした方がよいのか?

抜けた状態に対してどんな薬剤を入れるか?

を見極める事が大切なのです。

今、

いろんなピンクを取り寄せて研究しております。

こちらのウィッグに染めて色味を確認していきます。

IMG_7690

本当に綺麗なピンクアッシュを出すにはもっと抜いたほうが良いのですが、実際多いリアルな明るさでやってみます。

IMG_7691

ブリーチで1回だけ色を抜いた状態です。

ここにいろんなメーカーのピンクのカラー剤、6色入れてみます。

ここではグレーなどで混ぜずに単色の色味を見ていきますのでアッシュピンクにはならないと思いますが、

ピンク味がどのくらいかわかればあとはミックスで対応できますので。

IMG_7695服汚しながら、塗ってもらいました 笑💧

 染まりあがりは、、、

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薬剤は全て8レベルです。

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同じ8レベルのピンクでもメーカーによって色味は様々。

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昔、先輩にヘアカラーが上手くなるには

「色を記憶する事。」

が、大切だと言われた事ありますが本当にその通り。

image

美容室でよく見せられるこのカラーチャート。

これ信じちゃいけません。お客さんにはあまり関係ないかもですが、全然この通りの色味ではない事が多いので。

カラーチャートで綺麗なピンクの毛束になっている薬剤が実際染めてみると、、

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こんな全然ピンクっぽくない色みだったりしますからね💧

これ8レベルのピンクです。しかもブリーチした髪に入れてこれだとなかなか使いづらいです。

赤みと紫みが薄すぎてオレンジですよね?

こういうカラー剤もあるのでカラーチャートは基本信じてません。

実際に人形や毛束で染めてみることが大切。

他にも

image

こういう鮮やかなピンクがあったり。

なので薬剤の本当の色味を頭に記憶して、お客さんのベースの色味を考慮して、薬剤を選択する。

そしてミックスしていくことが大切。

ここでそれぞれの薬剤の色味を記憶している事が大事だということですね。

カラーなんてどこで染めても変わらないと思われがちですが(特に色入れるだけの時。)

そんな事ないんですよ!

今回色々染めてみて色味を記憶しましたので💧、またグレー系の薬剤とミックスしてみて、究極に綺麗なアッシュピンクを出していきたいと思ってます。

とりあえず綺麗に出すにはそれなりのブリーチが必要なことは間違いないので、

最初はポイントで入れたり、グラデーション気味に毛先にだけ入れたりがオススメです。

お気軽にご相談くださいませ。

こんな感じもよかったら参考にしてくださいね!

では✋


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