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加工されたヘアカラーの写真について語ってみる

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最近、インスタからなりたいヘアカラーを見つけて持ってきていただくお客さんがとても多いのですが、

現実的に難しいものも沢山有るんです💧

というお話。


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こんにちは。

ラ・シュシュ 木暮です。

「インスタでヘアカラーを探す。」

って事がだいぶ浸透してきているかと思います。

希望の色を伝える時に写真というのはすごく有効で伝えやすいので、

美容師側からしてもお客さんの

「なりたい色」

がわかりやすく助かるのですが、

ですが💧

最近は写真の加工って簡単にできますよね?

スマホで。

特に色味なんで自由に変えられます。

なので、現実的に不可能な色があったりします。

「お客さんの服の色がビフォアとアフターで全然違うじゃん!」

みたいな。

わかりますかね?

同じ服なのに色が違うって事は仕上がり時の色味を変えてるってことです。

特に誤解が多いなぁと感じるのがグレー系のヘアカラーなので今回はそのあたりの出来る色、出来ない色を説明させていただきたいと思います。

誰が見てもグレーのヘアカラー。

例えば、、

こんな感じのグレー。

実際オーダーが多いのはもう少し暗めなグレーだったりしますが、

ショートなので少しイメージしづらいかもしれませんが、

これでロングでもう少し暗めなグレー。このあたりがご希望の方多いです。

でもこのお客さんの場合はブリーチ3回してます。

グレーという色味を表現するにはブリーチが必要です。

しかもハイライトのみではなく全体にブリーチが必要。

こちらの毛先もブリーチです。

なので、

本当によく見るグレーのヘアカラーですが、見てグレーと感じさせるくらいのグレーを表現するのは相当レベル高いという事です。

「ブリーチは痛みますから、ブリーチ使わないでこのくらいグレーのカラーも出来ます!」

っていって超グレー強めなカラーの写真は加工を疑って良いと思います。

というか不可能。

もしくは元々ブリーチしてあったお客さんか。

なので、結局

出来るんですけど間違いなくブリーチは必要です。しかも2回は必要。

その辺りのお客さんと認識の違いを埋めたくて今回、このブログ書いてます。

来て、全体にブリーチしないと出来ないと伝えた時のガッカリした表情はせつなくなります。

ハイライトでブリーチを使ってグレーを目指して行く時に目安として1回目で、、、

このくらいですね。

すごくグレーにはなってないんですけど、薬剤はグレーです。

グレーというよりベージュです。

でも赤みはしっかり抑えられているので綺麗だと思います。

こちらも1回目のハイライトでのグレーですね。

そして

これが1回目で、2回、3回と続けて行ってよりいっそう赤みを消した状態に入れたグレーで、、

このくらいです。このくらいがハイライトブリーチで作るグレーの限界だと思います。

これ以上のグレーをご希望の場合はガッツリ全体にブリーチをしましょう。

グレーにはなりますが、2週間後には金髪気味になります。

そこは避けられない。

そして月に1度色味を入れる事も必須になります。

全然出来ますし、ありだとは思うのですが、

暗めなグレー(理想のグレー)でいられるのは1週間くらいと考えておいていただきたいです。

1ヶ月後に金髪で、

「こんなに明るくしたかったわけではない💧」

となりやすいと思います。

退色後にギャップが生まれやすいので注意して。

その辺りも考慮して最適なグレーのヘアカラーを一緒に目指していきましょう!

加工しすぎなグレーカラーに騙されないでくださいね!

では✋


インスタ更新してます、ヘアカラーの参考に

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