グラデーションカラーにしてもらったらラインがっつり、ブリーチ部分が金髪、そしてムラムラ。
どうにか直してもらえるところはないかとネットで検索して、ウチのブログにたどり着き、ご来店いただくお客様がまだまだ多くいらっしゃるのですが、今回は、、、
その直し方を動画付きでご紹介していこうと思います!
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こんにちは。木暮です。
グラデーションカラーはなぜ失敗するのか?
1 塗り方によるところが大きいのですが、境目に横ラインがでやすい。
2 根本はブリーチ無しなので普通の赤みの残るブラウン、境目をぼかしたとしたら明るくなりきれていない中間部、ガッツリブリーチされた毛先と三段階の色むらになる。
3 毛先のブリーチも1回で終わりにされてしまうことが多いのでイエローまで抜けきれずに中途半端なオレンジ止まりのため、退色が汚い。
理由としてはこんな感じでしょうか?
お客様のご来店時の状態から見ていきましょう!
こちら
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染めてから2週間だそうです。この状態からもう少しナチュラルなグラデーションにしていきます。
ナチュラルにするために境目をぼかしていく必要がありますのでブリーチでハイライトを入れます。
イメージとしては、、
こんな感じでしょうか?ハイライトで根本の普通の髪。赤みがたっぷりはいっている状態から赤みを削り、退色したときになるべく赤くならずにベージュ寄りに抜けていくようなベースを作ってあげます。
根本が赤茶色、毛先が黄色という色味のコントラストがつきすぎるのも汚く見える原因になるためです。
ハイライトだけでは馴染みが甘いので、、、
このように全体をブルー・グレーの薬剤で毛先を暗くすることにより一層馴染ませていきます。
そうするとこのように根本から中間にもハイライトが入り赤みを削りながら、
毛先は落ち着きながらもハイライトが入っているためある程度の明るさも残します。
ちなみに全体を落ち着かせる薬剤のポイントは白髪染めや黒染めの薬剤を使わない事です。そういった薬を使ってしまうと赤みがプラスされ、毛先をブリーチした意味がまったくなくなってしまいます。
白髪染めやナチュラルブラウン系の薬剤には赤みが入っているため、簡単に直しやすいのはありますが、グラデーションカラーにしたかったような人はそんなナチュラルなブラウンは求めてないと思います。
せっかくブリーチしたその毛先を活かして透明感のある色味を表現してあげる事が大切です。
はい。
このままだとハイライト部分がブリーチで抜きっぱなし、色味の入っていない状態なので全体にもう一度カラー剤を塗っていきます。
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ここでのポイントは抜きっぱなしのハイライト部分に色を足してくすませたいだけなのでなるべく薄ーい色味で染めてあげる事が大切になってきます。
時間を置いたらシャンプーして完成です!
どうでしょうか?
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綺麗に馴染んで、それでいてただのブラウンではなく、アッシュグレーっぽい透明感のある仕上がりになっています。
グラデーションっぽさは少し弱くなりすぎていると感じるかもしれませんが毛先は全体的にしっかりブリーチされていますので2週間もすれば毛先の方が先に色落ちしてきます。時間が経つごとにグラデーションが出てきます。確実に。ダメージレベルが全然違うので。
外で見ると👀
室内で見るよりもう少し透けた感じがわかりやすいかと思います。
動画でもご紹介してますので見てみてください!
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よかったら参考にしてくださいね!
では✋
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