失敗されたグラデーションカラー直しの記事はたくさんあげてますが、
今回はその後の来店時の状態と対策についてです。
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今回はクッキリグラデーションカラー直したときは直ったけど、その後はどう色落ちしていくか?その後の対策は?
についてです。
まずは初回来店時の状態から
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こんな感じです。この横ラインを消したいという事でしたので、
ハイライトと全体の重ね染め濃厚ダブルアッシュのヘアカラー
というメニューになるんですが直していきます。
そして仕上がりがこちら
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ハイライトを入れて根本から中間の赤みを削り、同時に全体を濃いめのグレーを入れることで毛先の明るい部分を落ち着かせてます。
ここまではよくご紹介してます。この仕上がりを見てもらった段階では、、、
暗くない???
と思われるかもしれません。が、こういった直しの時に使う薬は黒染めや白髪染めのような残る染料は使ってませんので時間が経過すれば色落ちします。
そして2回目の来店時が
すみません💦写真がないのですが、この時点ではグラデーションのヨコムラはそんなに目立ってなかったのでワンカラーでやりました。明るさもある程度戻っていましたのでまた抑え気味に。
その仕上がりがこちら
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はい。これが2回目の仕上がりです。
この時はカットもしたのですが切った長さ的にはまだ横線が残る長さにはなってますがクッキリしたラインは見えていないのがわかると思います。
そして3回目のご来店時が、、、
グラデーション気味に毛先が明るくはなっていますがわざとらしいラインはない状態になっています。
そして明るさも戻っていますね。ここをすぐ明るくなってしまう。
と考えることもできると思うのですがブリーチした髪に対してはなにをのせても明るくはなってきてしまいます。その暗くする薬が黒染めだったとしてもです。黒染めみたいな薬で暗くしても色落ちは避けられないのですが黒染めの場合は退色後の色味が嫌な赤オレンジになってしかもその赤オレンジはブリーチしても取りずらいものになってしまうので本当に注意が必要です。
そして3回目はどうするか?ですが、
- もう少し馴染ませるために根本から中間部分の赤味をけずりたい。
- 毛先のもともとブリーチされていた部分はダメージが気になるのでこれ以上のダメージは避けたい。
といった点を考慮して、ハイライトを毛先には塗らない形で入れていきます。ハイライトをリタッチ気味に入れる事によって
- 毛先のダメージを進行させない。
- 根本から中間部の赤みが削れる。
- ほとんどわからなくはなってきてはいるが少し残る横線を馴染ませることが出来る。
といった効果が出ます。
ハイライトを入れたら、お客さんの髪質的に色が落ちやすいのでかなり深めなブルーを入れて、染めたては少し青黒くそしてグレー、ベージュと色落ちしていきその色落ちも綺麗に楽しめるようなカラーにします。
仕上がりがこちら
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ブルーブラックと呼んでよいくらい暗く仕上がってますが、黒染めの色素が残るような薬剤ではございません。青が濃すぎて黒く見えている状態です。
外で見るとより青さを感じる状態です。
青みはすぐ取れてしまうのですが、そのあとの色落ちもベージュ系で抜けきったとしても根本の赤味も感じにくく、最初の横線はもう完全に馴染んだと思います。
今後は希望の明るさ、希望の色味でカラーしていけると思います。このように3回くらいの施術でだいたいなじませてムラ無く染めていけますのでよかったら参考にしてくださいね!
では✋
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